日本の考古天文学 金山巨石群と太陽暦 <岐阜県下呂市金山町>

太陽運行との関係<岩屋岩蔭遺跡巨石群>夏至をはさんだ約120日間の観測



夏至をはさんだ約
120日間は遺跡内へ光は射し込まない

   遺跡内から見た太陽軌跡

●夏至約60日前になると (4/22頃)
方位83°高度+29°を境に太陽の光は遺跡内に射込まなくなります。(16:00頃)
●夏至の頃は (6/21頃)
太陽は最も高い軌跡をたどるため、遺跡内に光は射込みません。
●夏至約60日後がくると (8/20頃)
今度は方位83°高度+29°を境に光が遺跡内に射込み始めます。





昇る太陽

メンヒル(H石)が指す方向から夏至の頃の太陽は昇ります。

沈む太陽

山へ沈む太陽の光はE石とメンヒル(H石)の隙間へ射し込みます。
更にその光は東約40mにある線刻下の空洞(※主要観測ポイント@)へ射し込んでいたと思われます。

夏至をはさんだ
約120日間 

関連事項
「夏至をはさんだ約120日間」滞在するコウモリ
毎年夏になると、岩屋内には40頭から50頭のコウモリがやってきます。
夏至の約60日前から約60日後までの約120日間、この岩屋岩蔭遺跡巨石群内に滞在しています。
キクガシラコウモリ

夜行性で昼間は主に洞穴をねぐらとし、50〜数100頭の大きな集団で休息する。寿命は長く、20年以上生存する個体もある。西はアイルランドから東はフィリピン、日本、南はソロモン諸島、オーストラリア北部まで広く分布する。
(英名)horseshoe bat



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