日本の考古天文学 金山巨石群と太陽暦 <岐阜県下呂市金山町>

太陽カレンダーシミュレータ 再現館  (平成15年12月24日完成)
金山巨石群は太陽カレンダーとして2つの大きな特徴があります。

<特徴 1>
夏至から冬至までの太陽軌跡を4等分化した節目の日の観測ができます。
<特徴 2>
春秋分頃、岩屋岩蔭遺跡内部に射し込むスポット状の光で、1年周期と閏年(4年周期)の観測ができます。


「再現館」は、この<特徴 1>を解説する目的で建設されました。
(写真右下) 実際の太陽光が射し込む/冬至の頃  12/23 13:25

再現館 の仕組み




























Q.1 何を再現しているの?
A. 特に「岩屋岩陰遺跡巨石群」F石と内部の石面に射し込む光との関係がモデルになっています。本文
この関係は、現在でも太陽カレンダーとしての機能を果たしています。




Q.2 いつの光が射し込むの?
A. 夏至から冬至までの太陽軌跡を4等分化した節目の日前後の太陽方位が、南から24°33'西へ来た時の光が射し込むよう設計されています。



Q.3 なぜ、方位S24°33'Wの光なの?
A. F石の突出部の石面(下の写真)に当たる光によって、冬至の前後の(約120日間でなく)119日間を正確に知るができます。光がこの石面に当たる時刻ことの太陽方位が、S24°33'Wなのです。

●石面に当たる光


太陽方位と高度




●石面で読み取れる日にちと期間


エジプト遺跡との共通性
エジプト遺跡(アブ・シンベル神殿/ギザの三大ピラミッド)にも、金山巨石群と同じように遺跡内に射し込む太陽光で冬至(夏至)をはさんだ約120日間を知ることができます。



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